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「Web」カテゴリのアーカイブ

2007年08月28日

コミュニケーションの断絶は世代意識から

このエントリとか、このエントリとか、このエントリとか。

若者のコミュニケーションを憂うのはいいとして、どうして決まって自分を「おじさん」だの「オヤジ」だのと殊更言う必要があるんだろう?大人としての責任感?それとも優越感?

意識的にしろ無意識にしろ、「私(達)は彼らとは違うから」という感覚が、そもそものコミュニケーションの行き違いを生み出してるんだと思う。少なくとも、「若者は」・「おじさんは」なんて捉え方をしている間は、「おじさん」が「若者」的なコミュニケーションを理解することはできないだろうし、「若者」だって「おじさん」の声など聞く耳持たないだろう。

大人のやるべきことは、若者を一方的に導くとか正すとかじゃない。態のいい価値観の押し付けなど誰も望んでない。大人にできることがあるとすれば、「世代間ギャップ」とか都合のいい言葉で早々に放棄しないで、まずは粘り強く若者のあり方を理解しようとしてみることじゃないだろうか。それこそが、まだ未熟な若者にはできず、人生経験豊富な大人だからこそ可能なことだと思うから。

2007年08月26日

Twitterはコミュニケーション能力の低下を助長するか?

下のエントリを読んで納得いかなかったので反論。

FPN-ケータイブログの問題点より。

人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかを考察したメラビアンの法則によれば、影響が大きいものからビジュアル情報、音声情報、言語情報となる。その割合はといえば、それぞれ55%、38%、7%。早い話がパッと見の印象で半分ぐらい、声の質や大きさ、話し方などで残りの4割ぐらいが決まり、具体的に相手が語っている内容は、実は一割も影響していない(らしい)。

メラビアンの法則が完全に正しいかどうかはともかくとして、対面者が得る情報量に着目して考えれば、この順位は少なくとも当たっていると思う。つまり人間は視覚から得る情報量が圧倒的に多く、次が聴覚、そして最後が言語(意味)情報だということだ。

であるなら、それぞれの情報を処理するのに要求される能力はどうなるか。

誰かと対面している時がもっとも多くの情報をもっとも高速に処理する能力が求められるはずだ。次がたとえば電話で会話する時などであり、単にテキスト、それもTwitterに象徴されるような単文/短文を読むだけなら、求められる情報処理能力もうんと低くていい。

これは逆だ。対面での会話では視覚や聴覚の「助け」を借りて意思を伝える/読み取ることができる。しかし文章、それも単文/短文ではそれは不可能で、残りのたった7%の情報のみで意思を伝えなければならない。この制約された条件のなかでコミュニケーションを成立させるには、どう考えてもより高度な情報処理能力が必要になるはずだ。

Twitterの投稿やはてブコメントを書くときに、伝えたいことを制限字数内にまとめる難しさをいつも感じる。不特定多数に伝えることを前提とした単文/短文のコミュニケーションでは、今の自分の感情を受け手が知っていることは期待できないし、受け手もそういった補足情報のない状態で書き手の伝えたいことを推し量る必要がある。同じ内容を対面で友人に伝えるのだったらどれほど楽なことかと思う。

引用元のはてブコメントでも指摘されているが短文での表現が難しいからこそ俳句や短歌が芸術にまでなりえたのだし、この難しいコミュニケーションを少しでも上手く行うために絵文字や顔文字のような創意工夫も行われてきた。はてなスターだってそういう模索があって初めて生まれてきたサービスだろう。これの一体どこがコミュニケーション能力の低下なのか。

もちろんテキストを読むといっても、長文をしっかり読み込み行間や背景までを見通すとなれば、これはそうそう簡単なことではない。

ただしである。簡単ではないが、とりあえず目の前にテキストだけが提示された場合は、その解釈はほぼ100%読み手に委ねられている。どう読んでも構わないわけだ。どれだけシビアに、書き手の想いにまで配慮してテキストと向かい合うかは読み手の気持ち次第である。

解釈が100%相手に委ねられているのはどんなコミュニケーションだって同じ。対面していたって他人の話を聞かない人や相手の言ってることを理解しようとしない人間なんて山ほどいる。

対面でのコミュニケーションはおそらく、大げさにいうなら全身全霊を傾けないことには、ことばの本来の意味での「コミュニケーション」は難しいのだ。逆に考えれば、そうやって全身全霊を傾ければ、たとえ言葉の通じない異国の人とでも交流は可能だということである。

これもどんなコミュニケーションでも同じこと。伝える意思がなければ何も伝わらないし、読み取る意思がなければ何も読み取れない。一度、MMO(大人数の参加者が一つの世界を共有するタイプ)のネットゲームをやってみることをお勧めしたい。単文/短文どころかろくに言葉も通じない異国人同士であっても、頑張ってみればかなり意思の疎通ができるもので、対面だから交流が可能というわけでは全くない。

というようなことを考えるおじさんとしては、ケータイブログの普及による若い人たちのより一層のコミュニケーション能力低下が杞憂に終わることを祈るばかりだ。

祈るのではなく、まずは単文/短文のコミュニケーションの中に身を置いて、それを理解しようとしてみることから始めてはどうでしょうか。引き合いにTwitterを出されてますが、実際のところどれだけTwitter使ってますか?はてブコメント書いてますか?Tumblrとかは?
新しく生まれてきたものを理解しないままに質の低いものと思い込んでしまうことこそ、真のコミュニケーション能力低下ではないかと危惧します。

2007年08月25日

ミニブログが流行の兆しらしい

ミニブログが流行の兆し : ニュース : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)より。

 「いま起きた、おはよう」「腹へった」--こんな日常的なつぶやきを書き込んでいくコミュニケーション・サービスが、流行の兆しを見せている。
 その名もミニブログ。現在進行中、あるいはこれからやろうと思っていることなどを140-200字程度の小さなスペースに書き込む。(中略)

 これらサービスの主な利用者は、10-30歳代の女性で、中でも主婦や女子高生・女子大生が多いようだ。各サービスとも今年5-6月に始まったばかりで、会員数は多くて8000人程度。しかし、「もごもご」で知り合った男女が結婚にまで至ったという「運営側も予期せぬ出来事」(野口取締役)に、ミニブログの潜在力がかいま見える。現在、同様のサービスは、国内に10以上。生き残りを賭けたアイデア競争が激しくなっていきそうだ。

Twitterの流行もかなり落ち着いた昨今、ミニブログ系サービスが少しずつ流行り始めているらしい。Twitterは爆発的に広がったこともあって、割と不特定多数のコミュニティになっている感があるけど、後発の日本製ミニブログは、もっとSNS的な身内の集まりが多いような気がする。Twitterのときは「緩いつながり」であることがよく特徴に挙げられたけど、その他のサービスは必ずしもそうではないようだし。

Twitter流行のあと短期間で雨後の筍のようにミニブログサービスが乱立して、ユーザ数ではそれほど突出したところがない上に強力なブランドをもつところもないので、純粋に機能的な特色で今後の勝敗が決まりそう。ミニブログが既存のブログやSNSを完全に置き換えるようなことはおそらくない。個人的には、携帯電話やIMとの連携によって、狭い身内間専用の気軽なMLのような使い方ができると面白いんじゃないかと思う。

2007年08月23日

ニュース検索流し読みのすすめ

流し読みのすすめシリーズ第三弾。
決まった言い回しの語句でニュースを検索すると、なかなか面白いぞという話。

オープン・キーワードの効果 - シロクマ日報 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]より。

これに対し「開いた」フレーズ、すなわち上記のような「つの方法」「つの理由」といったキーワードなら、意外な発見が導かれるわけですね。イエス/ノーで答えられる質問のことを「クローズド・クエスチョン」、自由な回答ができる質問のことを「オープン・クエスチョン」といいますが、「つの方法」は「オープン・キーワード」と呼べるかもしれません。

普通、ニュースを検索するときは、余計な記事を排除するためにできるだけ自分の興味のある事柄のみに絞り込もうとするけど、あえてニュースでよく使われる言い回しを使って検索してみることで、思いがけない記事に出会うことがあるとのこと。逆転の発想で面白い。

引用元の記事では記事の検索・取得の方法としてGoogleアラートを紹介しているけど、Live Search ニュースなどが検索結果のフィードを取得できるので、個人的にはこちらのほうがお勧め。普段からRSSリーダを活用している人なら、多くの記事の中から気になる記事だけ拾って読むのにかなり適していると思う。

関連エントリ:
Kizasi.jp流し読みのすすめ
プレスリリース流し読みのすすめ

2007年08月11日

ニコニコ動画はマイリストの登録可能数をもっと増やすべき

ニコニコ動画のマイリストに登録可能な動画数は無料会員で100、プレミア会員で500だけど、これはあまりにも少なすぎる。もっと大幅増、可能なら無制限にしてほしいところ。

現状では、登録可能数が少なくて使いづらく、代わりにソーシャルブックマークや外部サイトのブログ・wiki(こことかこことかこことか)などに情報が分散してしまっている。これは不便で非効率だし、もったいない。

動画につけられるタグと同じように、リスト情報も動画の抽出・分類・順序などに関する立派なフォークソノミー。マイリスト情報をニコニコ動画内部でもっと持つことができれば、きっと運営にとっても有用なコンテンツになるはずなので頑張ってほしいなと思う。

実は追加されている機能について - ニコニコ動画 開発者ブログ(新着情報)

マイリストなのですが、1週間ほどまえにRSS対応となりました。お気に入りのひとのマイリストに追加があった場合にRSSで取得できるととても便利ですが、ほとんど使っていただけていません!

これについては、現状ではお気に入りの人のリストを見つけることがそもそも難しい。リスト名やその説明に対する検索を可能にしたり、動画ページに「この動画を含むリスト」を表示するなどして、いろいろな人のリストがもっと自然に目に入るようにしてほしい。

2007年07月19日

web標準とamachangと

件のイベントについて

基本的な考えは前回のエントリのとおり。Kagaさんが「いまさらだけど、Web標準の日々について」でおっしゃっておられることに賛成で、立ち位置をもっとはっきりさせると運営・参加者双方にとってハッピーになるんじゃないかと思う。「web標準」という言葉については、こういうケースではあまり重い意味合いで解釈しないというのが自分のスタンス。

amachang

mixiより。

僕は嘘を付いていた。本当の気持ちを隠していた。

嘘をついたことはちゃんと非を認めて謝ったんだから、もうそれでいいよ。一つの嘘で、これまでamachangが書いてきたコードやブログまで嘘になってしまうわけではない。だから前を向いてほしいな。

amachangとは4月にmixiの交流会で一回顔を合わせたことがあるだけで、自分は酒が飲めない&内気な性格のせいでほとんど会話もできなかったけど。でもそのときに、amachangが目を輝かせて、奥一穂さんのことをエンジニアとしてすごく尊敬しているって話をしてたことは今でもよく覚えてる。

404 Blog Not Found:Web業界の底上げとか崇高な考えがあるなら、お前ら率先して金取ろうよより。

そろそろ気づきなさいよ。
自分もその「かっこいい人間」の一員だってことに。

言おうとしたことを弾さんに先を越されちゃったけど(笑)、あのときのamachangの気持ちのように、amachangのことを見てる人たちもたくさんいるんだよ(僕もその一人だ)。

外見云々で辛いこととかあったのかもしれないけど。これが「戦争」だっていうなら、僕達エンジニアの武器はコードだ。余計なこと言う人の言葉なんかスルーして、自分が好きで誇りを持ってるものに集中すればそれでいいじゃない!

少し休んで落ち着いたら、またいつもの元気な「IT戦士」amachangになって戻ってきてくだしあ><

2007年05月25日

スマートキーワード

Firefoxのスマートキーワードの話題を見つけたので、便乗して自分のを晒してみます。
TB先記事:「k12uのアレ - スマートキーワードしてますか」

スマートキーワードk12uさんと比べると、

  • 検索用途に特化(はてブやTumblrなどのツール系はブックマークレットで)

  • キーワードのメモは後ろ派(ブログ検索とか動画検索とかの種類ごとに並ばせておくので、「名前順に並べ替え」は使わない)

  • 無駄にfaviconにこだわるw(多少は視認性が上がります、あまり意味ないけど^^; faviconの設定は「clmemo@aka: Firefox のブックマーク・ツールバーをファビコンでスマートに」などを参考に)

といった感じです。

お勧めは一番下のask.jpの路線検索で、「神田から中目黒」のような入力で一発で乗換え検索ができます。(「Elementary, ... 開発マシン(Win/Mac)」の記事で知りました。)

2007年05月22日

CNNが大統領選挙の討論会番組をフリーで提供

少し前に、NHKの政見放送がYouTube他の動画投稿サイトにアップされて問題とされた出来事は記憶に新しいですが、一方のアメリカでは、CNNがレッシグ氏の働きかけを受けて、大統領選討論会の映像を制限なしで公開することを発表しました。日本の都知事選で動画投稿サイトに削除要請がされたのとは正反対の動きです。

以下はCNNのコメントからの引用です。

CNET Japan Blog - Lessig Blog (JP):フリー討論:CNNが討論会番組のフリー化を発表!!より。

大統領選討論会の歴史的性質、またこのような公開討論の米国民にとっての重要性に鑑み、CNNは討論会が一般からアクセス可能であるべきと強く信じています。候補者は討論会における発言について選挙期間を通じて責任を持たねばなりません。米国民がみずからに仕える人物について充分な知識に基づいた選択を下す機会である大統領選討論は、我々の政府の仕組みにとって欠くべからざる要素といえます。よってCNNの討論会報道は、各中継の終了をもって制限のない利用を可能とします。我々はこの決定がわが国にとって、また選挙の過程にとって良いものであると信じています。この決定は6月に開かれるニューハンプシャー州での討論会をはじめとして、CNNのすべての大統領選討論会に適用されます。

CNNは、国民の討論会へのアクセスを高めることがより良い選挙につながるという考えを示しており、これは私も同意見です。日本で政見放送の削除要請がなされたとき、選管はその理由を「特定の候補者の政見放送だけが自由に視聴可能となっているのは、他の候補者との公平性が保てずに不適切な状況にあるため」(ITmedia Newsの記事より)としていますが、そもそも政見放送の利用に制限があるから不公平が生まれるのです。若者の選挙離れなどがよく問題にされますが、ならばその若者にもアクセスしやすい形で政見放送やマニフェストを提供できるようにすべきでしょう。

2007年05月21日

プレスリリース流し読みのすすめ

流し読みのすすめシリーズ第二弾。
インターネット上でのプレスリリース配信サービスを提供している企業がいくつかありますが、それらのプレスリリースのフィードを読むのもなかなか面白いです。

プレスリリースは主に中小企業の新規商品やサービスなどについてのものが多いので、一般のニュース系サイトやはてなのホッテントリなどには出てこないような情報が集まってきます。広く浅く情報を集めるための入手経路としては、こういうのもアリではないでしょうか。

もちろん、大半(というか9割近く)のプレスリリースは、特に目新しくなく面白みもないただの広告なわけで、とてもそれらを全部読んではいられません。ですが、本文を非表示にした上でエントリのタイトルだけをざっと眺めて、面白そうなプレスリリースのみ読むようにすれば、余計な情報に煩わされることもなくなります(余談だけど、最近乗り換えたLDRはこういう用途にはすばらしく使いやすい!)

今は@PressValuePress!PressNetwork辺りのフィードを読んでます。どのサイトも1パターンしかフィードがないんですが、業種ごとにフィードを分けて配信してるサイトとかってないですかね?

関連エントリ:
Kizasi.jp流し読みのすすめ
ニュース検索流し読みのすすめ

2007年05月19日

Kizasi.jp流し読みのすすめ

ブログ検索サービスの一つに、Kizasi.jpというサイトがあります。Kizasi.jpでは膨大なブログの中から最近よく話題になった言葉を抽出してRSS配信しているのですが、これを読むのがなかなか面白い。

Kizasi.jpでは国内のありとあらゆるブログから言葉を集めてくるので、必然的に時事問題やスポーツ・芸能関係の話題が多く集まってきます。その日に報道されたニュースでも、ブログでの取り上げられ方は全然違うことなどがありなかなか楽しいです。自分の普段の巡回先と全く違う情報が自然と集まってくるので、最近では藤原伊織さんのご逝去をKizasi経由で知ったり、「中間考査」や「スポーツテスト」のような言葉を見て学生時代を懐かしんだりと、いろいろな驚きがあります。

同様のサービスでは、@niftyの瞬!ワード(検索ワード)やlivedoor検索注目ワード(検索ワード)、関心空間(ユーザの登録ワード)などがありますが、Kizasiは注目のワードとその間連語のリストという実にシンプルな形のフィードを配信してくれるので、ざっと流し読んで広く浅く話題を知るという用途には最適です。

関連エントリ:
プレスリリース流し読みのすすめ
ニュース検索流し読みのすすめ

2007年05月08日

クローズアップ現代「“カリスマ”続々登場!ブログ新時代」を見た

今日のNHKクローズアップ現代で「“カリスマ”続々登場!ブログ新時代」と題してブログ特集をやってました。番組中では以下のようなブログが紹介されていました。

どのブログも知ってるけど、自分のRSSリーダーには登録されてないものばかり。世間一般で人気を集めるアルファブロガと、普段の自分の巡回先の違いを感じました。そりゃ、「404 Blog Not Found」とか技術要素が濃いブログは一般受けしないにしても(それでも書評だけでも読む価値はあると思うけど)、「My Life Between Silicon Valley and Japan」とかは影響力の高さなどから言っても取り上げてほしかったなあ。

放送直後はどのブログもかなりつながりづらい状態でした。やはりテレビの影響力は大きいですね。今回紹介されたブログの方々が、この放送によるアクセス数の変動とか公開してくれると面白いデータが取れそうなんですが…。

追記(2007/05/14 09:00):
解決不能 - クローズアップ現代 アルファブロガー特集の動画紹介でYouTubeとニコニコ動画のリンクが紹介されているようです。見逃した方は今のうちに。

2007年05月07日

Twitter 片思いの悲劇

Twitterやってて悲しいときー。

チャットで何か困ってる人がいて、
自分は助けてあげることができるのに、
片思い(こちらが一方的にaddしてる状態)なために
どう頑張ってもメッセージを届けられないときー。


自分が誰をaddしてるかとは違って、誰が自分をaddしてくれているかは普段あまり意識しないから、friendいっぱいな人は届けたつもりが届いてないメッセージって実は結構あるのかも。先日、自分がそういうケースになり、このときは居合わせた@fjkktkysさんが気づいてメッセージを代理で届けてくださったんですが、これはかなりレアケースだと思います。

ところで、片思いな相手へは「@」でも「d」でもメッセージは届かないので、送る側としてはどうしようもないんですが、受取る側の人は片思われの人からのメッセージを察知する方法があり、fjkktkysさんが紹介しています。

Twitter検索で自分への発言を逃さない | fjkktkys blogより。

そこでTwitter検索で自分宛の@usernameを検索してみる。
そしてそのRSSを取得する。
んで、こいつをRSSリーダーで読んでおくと自分宛のメッセージを見逃さなくなります。

「Twitterの全てのログを追う気にはとてもなれないが、自分宛てのメッセージは見逃したくない」という方には上記の方法がお勧めです。

2007年05月03日

ニコニコ動画のカテゴリタグ

昨日の夜からニコニコ動画に実装された「カテゴリタグ」という機能について。

「いろいろな動画が表示されるようにするため」と言う意図はわかるんですが、やり方がちょっとまずい気がします。カテゴリタグというものを運営が固定的に指定してしまうと、どのカテゴリタグにも当てはまらないような動画はそこから疎外されることになります。現状の分類でいえば、例えばスポーツや映画などの動画は全くトップに表示されなくなり、「いろいろな動画が表示されるようにするため」という目的に反します。あるいは、カテゴリタグに指定された分類の動画が注目を受けることにより、その分類の動画ばかりが投稿されて動画のジャンルの多様性が失われる可能性もあります。

これは今の分類が不十分ということではなく、固定的にカテゴリタグを指定する限りは不可避な問題です。本来タグは個々のユーザの自由なタグ付けによってボトムアップな分類を形成するもので、ここに運営からトップダウンの分類が指定されると、どうしても「自由なタグ付け」に影響が出てしまいます。意図的にタグ付けや投稿される動画の傾向をコントロールしたいということであればまた話は別ですが…。

なので、現状に近い方式で運営するなら、カテゴリタグを「AとBとC」というように決め打ちで指定するのではなく、あくまで自然に付けられたタグの中から毎回ランダムでいくつかのタグを選んで、そのタグがついた動画を表示するという方式にしてみたらよいんじゃないでしょうか。タグの多少のフィルタリングは必要かもしれませんが(規約に反するエログロなどのタグをブラックリストで排除、一発ネタ系のタグは使用された回数で判断して排除など)、十分機能すると思います。

2007年04月23日

ニコニコ動画はWeb2.0

CGMがどうとかいう話ではなくて、その姿勢が。

ITmedia News:YouTubeへの“輸出”も――ひろゆき氏が語る「ニコニコ動画」の今より引用。

――YouTubeの利用をやめ、独自動画サービスを展開しようと決めたのはなぜですか。

β版運営中に「YouTubeに切られたらどうしよう」という話はしていました。その場合は閉鎖してしまうか、自前で動画サイトを持って続けるか、(国内動画配信サイトの)「フォト蔵」「AmebaVision」に頼り切るか、という3つの選択肢がありました。

ただ当時からフォト蔵とAmebaVisionにはかなりの負荷がかかっていて、AmebaVisionから「いったんアクセスを止めて欲しい」と言われたこともありました。だからこの2サイトに頼り切ると、共倒れになるだろうと考えました。

ただ、自前で動画サイトを持った場合の年間投資額を試算すると、ドリームジャンボ宝くじくらいになります。それでも自前で持とうと思ったのは「面白そう」とかそんな理由かな。売り上げもドリームジャンボ宝くじぐらいになればいいんですけど……。

あまり話題になってないようだけど、ドリームジャンボ宝くじくらいの投資額に対してあの短期間でゴーサインを出して、なおかつすぐに運営を再開した姿勢はもっと評価されていいはず。1ヶ月くらいサービスを休止して、その間にインフラを増強しつつシステムをメンテして…という方策もあっただろうけど、そうしなかったところが素晴らしい。

未だに、接続人数に制限はあるし、アクセスが集中する時間帯はかなり重いし、検索精度は良くないし、他にもいろいろ問題を抱えてはいるけれども、今では1日2000万PVのサイトをそれなりに安定稼動させることに成功している。もしサービスに長期のブランク期間があったら、サイトはより安定していただろうけれど、ユーザの熱狂が冷めたりいろいろなところから横槍が入ったりして、PVはもっと減少していたんじゃないだろうか。

今の日本国内で、これだけ見事に「永遠のβ版(γ版だけど)」を体現できている企業は数少ないと思う。個人的にも大ファンなので更なる発展を応援したい。


追記:(2007/04/23 19:30)
読み返しているうちに、「永遠のβ版」に関連して、エリック・レイモンドの『伽藍とバザール』(リンク先で全文の翻訳を読めます)が何となく思い浮かんだ。「はやめのリリース、しょっちゅうリリース」とか「目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない(*1)」というあたり。Linuxの開発手法はWeb2.0の先駆けだったと言えるかも。

*1: Webサービスの場合は情報流出につながるバグは楽観視できないけれど、万一ニコニコ動画で個人情報が漏れたとしても流出するのはメアドとID・Passまで。名前とか住所なんかは最初から入力させてない(メアドも不要だとベストだけど)。この辺はmalaさんの他に何も持たないことというエントリがとても興味深い。

2007年04月20日

はてな伊藤直也さんのセミナーに行ってきた

Web Designing誌主催のWD Live! 株式会社はてなと考えるにっぽんのWeb 2.0。そのサービスとサイト運営 伊藤直也氏 × 須賀正明氏に行ってきました。来場者は160人だそうで会場はほぼ満杯。以下は自分が印象的だった部分のメモです。

はてなについて

  • PV:6億/月
  • ユーザ:54万ユーザ
  • サーバ:400台
  • 売上:秘密だけど黒字
  • 資金調達:0円
  • Alexaで16位(国内)
  • 従業員:23名+しなもん(注:ここは笑うところ)

はてなサービスの作り方

開発者が自分で企画して自分で作る。

一つのサービスを開発するのは基本的に一人だけ。開発に関わる人数が多くなると、どうしてもサービスの方針がブレてしまうため。「新しいことの正しさは、あなたにしかわからない」 開発者自身が信じる哲学をサービスに投影する。

外注はしない。自分達でトライアンドエラーを繰り返し、技術とノウハウを蓄積する。

経験から得られたこと

「ビジネスプランがないと…」
→後から考えればいい。トラフィックが集まればどうにでもなる。

「いきなり大量のトラフィックが来たら…」
→急激に大量のトラフィックが集まるようなことはまずない。日々細かく対応を重ねていけばよい。「小さく始めて大きく育てる」

「一度作ったら作りっぱなしで済むサービスが理想…」
→継続しないサービスは流行らない。サービスは何年もかけて育てていく。人力検索はユーザが5人という状態からスタートしたが今は黒字化している。はてなブックマークも最初のバージョンではコメントもタグもお気に入りもAPIもない状態でリリースされて、少しずつバージョンアップを繰り返して今に至る。

対談と質疑応答から

マネジメント重要。はてな社員といえど、全員が新しいサービスを一から創り出すクリエイティビティに溢れているわけではない。適材適所で仕事を割り振るマネージャの存在は欠かせない。

モバイルにはひじょうに興味あり。でも、「携帯文化」に詳しい人はまだ社内にもいない。

必死になってトレンドを追いかけるようなことはしていない。Twitterとかも知ってるけど使ってない。サービスを作るときにもあまり競合の有無などは気にしない。作って運営していくうちに、自ずと哲学の違いは出てくる(例:ツールっぽいdel.icio.usとコミュニティ志向のはてなブックマーク)

1年後、5年後のはてなについて。
→あまり考えてない。考えても仕方がないから。

一般企業もWeb2.0的なことに手を出すべきか?
→コミュニティビジネスなどは、それなりの継続性やクリエイティビティがあって初めて成り立つ。やるならば、それなりに腰を据えてやらないと意味がない。Web2.0的なサービスは、別にWeb1.0的サービスより優れているというものではない。旧来のサービスに力を入れた方が良いケースも多いのでは。

経営資金の問題・VC関連について。
→必ずしもサービスを全て自己完結で黒字化させる必要があるわけではない。ベンチャー企業にとっては買収されるというのも一つのゴール。

仕様書について。
→原則、仕様書は作らない。作らないことによるデメリット部分は、自作フレームワークの利用やコーディング規約の徹底、ペアプログラミングなどでカバー。また、日々の業務をダイアリーに書くことでデータが残っているので、困ったときは検索すればたいてい解決する。



伊藤直也さん、須賀正明さん、主催者の皆様、ありがとうございました。

関連エントリ:
『クチコミの技術』のマーケティング実践

2007年04月09日

Twitterはじめたー

何だかとっても流行ってるらしいので、Twitter始めました。
マイTwittterページ(お気軽にaddしてください^^)

Twitterの説明とかはこちら辺りが参考になると思います。

このブログのサイドメニューにもTwitterのFlash Badgeを貼ってみたので、「今、何してる」かが常に表示されます(ただ、今のところ状態が反映されるのがかなり遅いのが難点ですが…)。
ところで、このTwitterに登録した自分の状態を、mixiのマイページ上で表示させることってできないでしょうか?mixi側がそういうオプションを準備してくれるとベストなんだけど、Greasemonkeyとかでゴニョゴニョしたら実現できないかな?Greasemonkeyは全然詳しくないので、詳しい方教えでください><

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inamenai [at] gmail.com
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