ITmedia News:“泡沫候補”浮上させるYouTube 選管も困惑より引用。
4月8日に投開票される統一地方選挙は、ネットユーザーが動画投稿サイトを手に入れてから初めての大型選挙だ。YouTubeには早速、候補者の政見放送などが投稿され、ブログなどで話題になり、一般紙など大手マスコミが報道しない“泡沫(ほうまつ)候補”がネットで関心を集める。ただ、政見放送がネットで流れる事態は選挙管理委員会の想定外。公職選挙法に違反している可能性もあり、対応に苦慮している。(中略)
政見放送は、放映時間や回数が厳しく規定されており、ネット上で自由に投稿・再生される事態は想定外。公職選挙法ではネットを使った選挙運動を禁止しており、候補者や支援者が選挙を優位に進める目的で政見放送をYouTubeに投稿すれば、同法違反に問われる可能性もある。都選管は、投稿したのは候補者以外の第三者だと見ており「違法かどうかは微妙」としている。だが「特定の候補者の映像だけが流れているのが、公正・平等な選挙という観点から問題」と考え、YouTubeへの削除申請手続きに乗り出した。
特定の候補者の映像だけが流れているのが、公正・平等な選挙という観点から問題であるなら、はじめから全員の政見放送をネットで流せばいいのに。決まった時間にしか見られないテレビ放送だけよりも、ネット配信も行った方が明らかに多くの都民が視聴することができるはず。
候補者が平等な選挙活動をできるようにするために公職選挙法はある。でも、実際の選挙は金や地位や知名度がある候補者の方が圧倒的に有利なのは言うまでもない。名前は伏せられているけどこの記事で念頭にある「泡沫候補」とは、明らかに外山恒一氏だよね(泡沫候補と決め付けるのも失礼な話だけど)。石原・浅野両氏の対決やタレント候補ばかりがマスコミでクローズアップされるから、僕のようにYouTubeやニコニコ動画がなければ外山氏の存在を知らなかった人もきっと多いと思う。全ての候補のマニフェストを多くの人に伝えるためにも、選挙管理委員会は禁止するどころかむしろ積極的にインターネット上で政見放送を公開するべき。その方が公職選挙法の精神に則っているはず。

